2022-09-28 19:42社会

元職員、二審も有罪=介護施設入所者死傷―名古屋高裁

 岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」で2017年、入所者2人に暴行を加えて死傷させたとして、傷害致死罪などに問われた元職員小鳥剛被告(36)の控訴審判決が28日、名古屋高裁であった。田辺三保子裁判長は、懲役12年とした一審岐阜地裁判決を支持し、被告側控訴を棄却した。弁護人は判決後、報道陣の取材に「上告するかどうかは本人と話して決める」と述べた。
 田辺裁判長は一審判決について、「推認過程にやや難があることは否定できないが、被告が犯人と認められるとした結論は不合理ではない」と指摘。施設内の防犯カメラ映像や職員の勤務状況などから、被告以外が犯行に及んだ可能性を否定し、積極的証拠がないとする被告の主張を退けた。
 判決によると、小鳥被告は17年8月、入所者の女性=当時(87)=の首や胸を圧迫するなどして外傷性右血気胸により死亡させ、別の女性=当時(91)=にも肋骨(ろっこつ)骨折などの傷害を負わせた。 
[時事通信社]

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