八十二銀、長野銀と合併へ=来年6月に完全子会社化―統合合意
長野県を地盤とする八十二銀行と長野銀行は28日、経営統合することで基本合意したと発表した。来年6月に八十二銀が長野銀を完全子会社化し、その約2年後の合併を目指す。長引く低金利で地方銀行の収益環境が厳しさを増す中、統合により経営基盤の強化を図る。
長野市内で記者会見した八十二銀の松下正樹頭取は「双方のノウハウ、リレーション、人材を掛け合わせ、地域とともに成長する銀行に進化できる」と強調。「(長野銀と)目指す方向は同じだと感じ、私から声を掛けた」と述べた。長野銀の西沢仁志頭取は「5年後、10年後を考えた場合に、より良いサービスを提供するため(統合を)判断した」と話した。
来年1月に最終合意した上で、同3月の長野銀の臨時株主総会で統合承認を諮る。株式交換比率は今後詰める。長野銀は同5月30日に上場廃止となる。八十二銀が長野銀をまず完全子会社化することにより、統合効果をより迅速に発揮したい考えだ。
[時事通信社]
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