2022-09-27 13:06World eye

ロシア国境付近に新たな集団墓地か ウクライナが調査へ

【AFP=時事】ロシア国境に近いウクライナ東部ハルキウ州コザチャロパニ郊外で、新たな集団墓地とみられるものが見つかった。兵士や地元当局が26日、明らかにした。≪写真はコザチャロパニ郊外で、集団墓地が見つかったとされる養鶏場に残された、ロシア軍服を着た人形≫
 発見現場は、ロシアとの国境から約2キロ離れた場所にある、砲撃で破壊され打ち捨てられた養鶏場。遺体の数は90~100体とされるが、その根拠は示されていない。現場にはまだ地雷除去班が到着しておらず、掘り起こし作業は始まっていない。安全が確保でき次第、科学捜査班が今週中に派遣される見通し。
 この場に埋められているのが誰であろうと、埋葬時に誰がここにいたかは明白だ。施設の至る所にロシア軍の占拠の跡が残っているからだ。ウクライナ軍によると養鶏場に拠点を置いていたのは、ジョージアからの独立をロシアに承認された「アブハジア共和国」出身者から成る部隊だったという。
 ハルキウ州では、ウクライナ軍がロシア軍から奪還したイジューム郊外でも集団墓地が見つかっていた。ウクライナ当局はイジュームで、ロシア軍の占領下で死亡した447人の遺体を発見。うち425人は子ども5人を含む一般市民で、残る22人がウクライナ兵だった。オレグ・シネグボウ州知事によると、大半は暴力による死亡の痕跡が見られ、30体には拷問の痕があった。
 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は25日、米CBSニュースに対し、「数百人が埋葬されている大規模な集団墓地2か所」を発見したと語ったが、そのうちの一つがコザチャロパニのものだったかは不明。
 養鶏場に埋葬されている遺体の身元は不明だが、現場を警備するウクライナ兵はAFPに対し、ロシアとウクライナ両軍の兵士と一般市民の遺体が見つかるだろうとの見解を示した。【翻訳編集AFPBBNews】

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