2022-09-23 23:02スポーツ

CSへ勢いづけた21歳=井上、堂々のプロ初勝利―プロ野球・巨人

 気持ちのいい投げっぷりに、伸びのある直球。巨人の井上は、何よりマウンドで楽しそうだ。4度目の先発で6回3失点。今季チーム8人目のプロ初白星となり、「とにかく勝ててよかった」。21歳の左腕は、初々しくはにかんだ。
 強気の攻めが売りだが、丁寧さも意識した。桑田投手チーフコーチの助言を受け、場面に応じて速球で押す時、コースを突く時を使い分けた。六回にソロを含む4連打を浴びたのは反省点だが、三振も六つ奪った。「テンポ良く丁寧に、打者に向かっていけた」と納得した。
 群馬・前橋商高から2020年に入団し、昨年5月に左肘の手術を受けて育成契約に。それでも「人生で一番きつかった」と振り返る西武の内海との自主トレーニングで培った精神が生きた。フォームの研究や柔軟な体づくりに励み、今年7月に支配下復帰。「同世代が活躍し、負けられない気持ちだった」と話す通り、自らも白星をつかんだ。
 クライマックスシリーズ(CS)進出へ勢いをつけた井上は「もっとゼロを並べ、勝てる投手になりたい」。若手の成長は、チームの勢いに直結する。
[時事通信社]

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