フェデラー「そうなれば特別」 引退試合にナダルとのダブルス希望
【ロンドンAFP=時事】現役引退の意向を表明した男子テニスのロジャー・フェデラー(スイス)が21日、英ロンドンで行われる欧州チームとワールドチームの対抗戦レーバー・カップで、積年のライバルのラファエル・ナダル(スペイン)とペアを組んで輝かしいキャリアに幕を下ろすことを希望した。≪写真は男子テニスのロジャー・フェデラー<右>とラファエル・ナダル。資料写真≫
四大大会(グランドスラム)20勝を挙げているフェデラーは先週、ロンドンのO2アリーナで23日から3日間開催されるレーバー・カップを最後に引退する意向を示した。
そしてフェデラーはこの日、23日夜に行われるダブルスが現役最後の試合になると明かし、まだナダルとのペアが実現するかは分からないとしながらも、「そうなれば間違いなく特別な瞬間になる」と話した。
また、41歳という年齢でテニスから離れることには満足しているとしつつ、引退は「甘く切ない決断」だったとコメント。キャリア最高の瞬間の一つには、ウィンブルドン選手権で当時ピート・サンプラス氏の最多記録を更新するグランドスラム15勝目を本人の目の前で挙げたときのことを挙げ、「その後のことは全ておまけのようなもの」と語った。
キャリアを終える舞台として、多くの成功を収めてきたロンドンはうってつけの場所だというフェデラー。「この街は自分にとって特別だった。ウィンブルドンとここO2アリーナは最も特別な場所かもしれない。ここでは何年にもわたってプレーし、(最終戦のATPファイナルズで)勝っているので、とてもふさわしいと思った」と話した。
フェデラーがダブルスを戦った後の欧州チームは、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が代役として残りの試合に出場する。【翻訳編集AFPBBNews】
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