2022-09-22 17:16経済

円急落、145円台後半=黒田日銀総裁発言で円売り加速

 22日の東京外国為替市場で円相場が1ドル=145円台後半に下落し、1998年8月以来、約24年ぶりの円安水準を付けた。日銀の黒田東彦総裁が金融政策決定会合後の記者会見で「当面、金利を引き上げることはない」と発言。大幅利上げを決めた米国との金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いの動きが加速した。
 米連邦準備制度理事会(FRB)が大幅利上げを決めた一方、日銀は大規模な金融緩和策の維持を決定。金融政策の方向性の違いが一段と鮮明になり、円安が進んだ。為替介入の実務を指揮する財務省の神田真人財務官は、円買い・ドル売り介入について「スタンバイの状態にある」と市場をけん制したものの、黒田総裁の発言をきっかけに円売りの動きが再び勢いを増した。市場では「円安に否定的な発言が見受けられなかった」(FX会社)と受け止められている。 
[時事通信社]

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