2022-09-22 13:33World eye

ゴンドウクジラ、豪州で230頭漂着 半数死んだ恐れ

【シドニーAFP=時事】オーストラリア・タスマニア州西部の浜辺で21日、230頭ものゴンドウクジラが漂着しているのが見つかった。当局は、このうち生きているのは半数ほどしかいないとしている。≪写真は豪タスマニア州のマッコーリーハーバーに漂着した多数のゴンドウクジラ。同州自然資源環境局提供≫
 ゴンドウクジラは、大きい個体では6メートル以上に成長する。
 地元住民は、生きているゴンドウクジラを毛布で覆い、その上から水をかけるなどして救命活動を行っている。
 州の自然資源環境当局は、クジラが漂着したのはマッコーリーハーバーの近くで、「半数ほどが生きているようだ」としている。
 当局によると、海洋保全の専門家や救助員が現場に向かっている。生き延びられる可能性が高い個体を海に戻し、死骸については、浜辺にサメが寄って来ないよう沖へえい航する方針だという。
 マッコーリーハーバーでは約2年前にも、同国史上最多となるクジラ約500頭が打ち上げられた。ボランティアが救助に当たったものの、300頭以上が死んだ。
 タスマニア州では今回の発表の数時間前にも、州内のキング島に約10頭の若い雄のマッコウクジラが漂着して死んだと報じられたばかりだった。
 クジラの打ち上げが起こる原因はよく分かっていない。
 一説には、餌を求めて海岸に近づき過ぎることが原因とも言われている。
 また、タスマニア州の海底に見られるような、緩やかな傾斜がある海では、超音波の反響で周囲の状況を把握するクジラの能力が妨げられ、沖にいると誤解しやすくなるという説もある。
 他方、ゴンドウクジラは、浜辺に打ち上げられた仲間を助けようと群れで近づいてくることがある。
 打ち上げられる原因には、老化や病気、けがなどが考えられる。【翻訳編集AFPBBNews】

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