2022-09-21 18:52政治/写真

国葬一般献花、九段坂公園で=武道館近く、大きな混雑も

日本武道館と九段坂公園
日本武道館と九段坂公園

 政府は21日、安倍晋三元首相の国葬に伴う一般献花に関し、東京都千代田区の九段坂公園に献花台を設置すると発表した。会場の日本武道館とお堀を隔てた場所にある。時間は国葬当日の27日午前10時から午後4時まで。武道館のある北の丸公園は立ち入りが制限されることもあり、人出によっては周辺で相当な混雑が予想される。
 内堀通りの「墓苑入口」交差点から千鳥ケ淵緑道を進んだところにあるボート乗り場付近で手荷物検査を実施。献花台は10人程度が同時に手向けられるものを2台設け、花は各自で用意してもらう。「墓苑入口」の最寄りは地下鉄半蔵門駅。詳細は内閣府ホームページに掲載する。
 松野博一官房長官は21日の記者会見で、「静謐(せいひつ)な環境での献花に国民の協力をお願いする」と要請。警備について「さまざまな違法行為が懸念される。いかなる脅威にも対処できる警戒を徹底し、安心して参列いただけるよう万全を期す」と語った。 
 関係者によると、当日は安倍氏の遺骨が東京・富ケ谷の自宅から武道館へ運ばれ、葬儀委員長の岸田文雄首相らが出迎える。1967年の吉田茂元首相の国葬では、神奈川県大磯町の私邸から武道館までの沿道で約11万人が見送ったという。
 国葬に対しては、「弔意の強制につながる」との批判が根強い。政府は各省庁に弔旗掲揚や黙とうを求める閣議了解は見送り、葬儀委員長決定で要請するのにとどめた。国民には弔意の表明を求めないとし、首相は「内心の自由が侵害されることはない」と強調している。

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