2022-09-17 14:08政治

細田議長、党籍保有も対象外=自民「旧統一教会」点検

 自民党が行った世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と同党議員の関わりをめぐる点検で、衆院の細田博之、参院の尾辻秀久両議長が対象外となり、野党を中心に批判の声が出ている。自民党は除外した理由を「党所属国会議員」ではないためとしているが、2人とも党籍を保有。細田氏は教団関連会合に出席しており、党の姿勢が問われそうだ。
 衆参両院議長は中立性が求められるため、慣例で就任に当たり国会内の会派を離脱する。ただ、自民党籍は保有したままで、複数の党関係者が細田氏らの党籍は残っていると明言。党島根県連はホームページの議員一覧で細田氏を紹介している。
 自民党側は、党籍保有と会派所属の二つが「党所属国会議員」の要件との立場。党総裁選でも衆参議長は国会議員票を投じる権利がなく、一般党員票しかない。
 立憲民主党の泉健太代表は16日、自民党が細田氏を対象外としたことについて、「不合格だ。細田氏自身で点検して明らかにしてはどうか」と指摘。共産党も「自民党の政党助成金を算定する数には細田氏も入っている。都合が悪いと外すのはご都合主義だ」(小池晃書記局長)と批判する。
 臨時国会は10月3日召集予定で、野党は旧統一教会問題などで政府・自民党を徹底追及する構え。このため、自民党内からは「議長も調査した方がいい。このまま国会を開いたら、絶対に批判される」(ベテラン)などと、懸念の声が上がっている。 
[時事通信社]

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