2022-08-18 21:43スポーツ

V候補筆頭、涙の敗退=「これが野球の怖さ」―大阪桐蔭・高校野球

 試合終了後のあいさつを終えた大阪桐蔭ナインは、悔し涙を流してうつむいた。主将の星子は「日本一にこだわってやってきたが、最後に粘り負けした。どこかに隙があったのかもしれない」。3度目の甲子園春夏連覇、昨秋の明治神宮大会優勝を加えた「秋春夏連覇」は、かなわなかった。
 下関国際が3度のリードを許しながら九回に逆転した一方で、大阪桐蔭は終盤に追加点の好機を生かせなかった。七回無死一、二塁。バントエンドランを仕掛けたが、投手への小飛球に。スタートを切っていた走者2人が塁に戻れず、よもやの三重殺を喫した。
 八回は1死二、三塁から、谷口と松尾が空振り三振。「(得点を)取れる時に取っておかないと後々厳しくなる。これが野球の怖さだと感じた」と星子。実感がこもった。
 下級生の頃は「力がない世代」とみられていたようで、星子は新チーム発足時に不安を覚えていた。3年生になった今、最後の夏は優勝候補筆頭に。準々決勝敗退にも、達成感はあるという。「自分たちのやってきたことは間違いではなかった」。西谷監督も「大きな目標を達成できなかったが、大阪桐蔭の歴史の中でたくさんのものを残してくれた学年」と、成長した3年生をたたえた。
[時事通信社]

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