連覇狙う山口、復権なるか桃田=22日から世界バドミントン
日本初開催のバドミントン世界選手権は22日に東京体育館で開幕する。日本勢は全5種目でメダルが期待される。
女子シングルスの山口茜(再春館製薬所)は連覇が懸かる。東京五輪は準々決勝で敗れたが、その後は世界選手権、全英オープンで優勝した。最近は海外の強豪がより攻撃的なスタイルになっており、相手に主導権を握らせない戦い方が重要になる。奥原希望(太陽ホールディングス)は膝などのけがに苦しんだが、ようやく復調してきた。
男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)は復権を目指す。東京五輪は1次リーグ敗退。近年は一時期の強さが見られないが、ここにきて本来の動きを取り戻し、手応えを感じているようだ。世界ランキング1位のビクトル・アクセルセン(デンマーク)ら上位選手は攻撃により磨きを掛けており、守備がポイント。粘り強いバドミントンでチャンスをうかがう。
女子ダブルスは日本の層が最も厚い。志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)は3月の全英オープンを制すなど勢いがあり、経験豊富なライバルを相手に平常心を貫ければタイトルも見えてくる。福島由紀、広田彩花組(丸杉)は安定感があるが、右膝の大けがから3月に復帰した広田はまだ万全ではない。3度目の優勝を目指す永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)は持ち味の攻撃力を生かしたい。
男子ダブルスの保木卓朗、小林優吾組(トナミ運輸)は、守備力が向上したことで世界のトップへと駆け上がった。連覇を狙える位置にいる。混合ダブルスの渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)は、この種目で日本勢初優勝を目指す。
[時事通信社]
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