2022-08-18 09:15政治

日中の対話継続=安保局長、中国外交トップと会談

 政府は18日、秋葉剛男国家安全保障局長と中国の外交担当トップ楊潔※(※竹カンムリに褫のツクリ)共産党政治局員が天津で17日に会談したと発表した。両氏は日中両国間の重層的な意思疎通が重要だとの認識で一致。「建設的かつ安定的な関係」の構築に向けて対話を継続することで合意した。
 秋葉氏は中国側の招請に応じて訪中。会談は7時間行われた。
 この中で秋葉氏は、ペロシ米下院議長の台湾訪問に端を発した台湾情勢の緊迫化に言及。「台湾海峡の平和と安定の重要性」を強調する日本の立場を伝えた。さらに、台湾周辺での軍事演習で中国の弾道ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾したことに懸念を示し、自制を促したとみられる。
 これに対し、楊氏は「台湾は内政問題」とする従来の主張を展開したもようだ。
 日中間では今月4日にカンボジアで予定していた外相会談が、台湾情勢に絡む中国側の意向で急きょキャンセルされた。国交正常化50年の節目を9月29日に控えることもあり、高官レベルの対話を通じて関係の再構築に動きだした形だ。 
[時事通信社]

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