2022-08-10 14:41スポーツ

春夏連覇へ、アーチ攻勢=大阪桐蔭、後半に地力―高校野球

 五回を終えて2―3。大阪桐蔭の夏の戦いは、予期せぬ劣勢で幕を開けた。「粘って後半勝負だ」。ベンチで飛び交った言葉通り、春の王者の地力はここから発揮された。
 選抜大会で11本放った本塁打が、この日も要所で飛び出した。六回先頭の海老根の打球はぐんぐん伸びて左翼席へ。「かち上げてしまったけど、浜風が押してくれた」。そう振り返った一発で追い付いた。七回も先頭伊藤が真ん中の速球を捉えて勝ち越しソロ。さらに後続の3連打で2点を加えた。「後半に粘り強い攻撃ができるというのはテーマ。ギアを上げて仕留めてくれた」と西谷監督。
 圧倒的な強さを見せた選抜も、鳴門(徳島)との1回戦は3―1と僅差だった。海老根は「初戦の難しさは分かっていた」と言ったが、負ければ3年間が終わる夏の緊張感は想像以上。先発川原は制球力を乱して3点を失い、打線はフライを打たされた。失策やけん制死なども目立った。
 2打点の松尾は「久しぶりにここ(甲子園)で試合をやって、感覚的につかめたこともある。そこを踏まえてやっていきたい」。盤石の試合ではなかったが、3度目の春夏連覇へ力強く一歩を踏み出した。
[時事通信社]

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