2022-08-10 13:44政治/写真

即戦力、留任で手堅さ演出=14人交代、刷新感も―第2次改造内閣が午後発足

第2次岸田改造内閣の顔触れ
第2次岸田改造内閣の顔触れ

 第2次岸田改造内閣が10日午後、発足する。岸田文雄首相(自民党総裁)は、防衛相に浜田靖一元防衛相、厚生労働相に同ポスト経験者の加藤勝信前官房長官を起用。安全保障や新型コロナウイルスへの対応に即戦力を活用するとともに、松野博一官房長官らを留任させ手堅さを演出する。一方、閣僚19人のうち14人を入れ替えて刷新感もアピールしたい考えだ。
 首相は党臨時総務会で内閣改造に関し「心機一転、気持ちを新たに難局突破、政策断行にまい進していきたい」と表明した。 
 デジタル相には菅義偉内閣でワクチン担当を務めた河野太郎元外相を充て、行政のデジタル化加速へ突破力を期待する。経済安全保障担当相は高市早苗氏が党政調会長から横滑りする。河野、高市両氏は昨年9月の党総裁選で首相と争って敗れた。2人の入閣は挙党態勢を構築する狙いもあるとみられる。
 東日本大震災の被災地・宮城県選出の秋葉賢也氏を復興相に、西村明宏氏を環境相にそれぞれ起用する。
 9人が初入閣で、女性は高市氏と文部科学相に就く永岡桂子氏の2人。閣僚数を派閥別に見ると、安倍派と麻生派が各4人、茂木派と岸田派が各3人、二階派と無派閥は各2人となる。公明党の斉藤鉄夫国土交通相は続投する。
 新閣僚は今後、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)とのつながりに関する自らの点検結果について説明が求められそうだ。続投する山際大志郎経済再生担当相はこれまで明確な発言を避けている。現内閣で団体側との関係を認めた末松信介文科相ら7閣僚は退任する。
 首相は10日午前の臨時閣議で閣僚の辞表を取りまとめ、午後に公明党の山口那津男代表と会談。松野氏が閣僚名簿を発表し、同3時からの皇居での認証式を経て、改造内閣が発足する。首相は同6時に首相官邸で記者会見し、今後の政権運営の方針を説明する。
 内閣改造に先立ち、自民党は臨時総務会で新役員を了承。麻生太郎副総裁、茂木敏充幹事長が留任。遠藤利明総務会長、萩生田光一政調会長、森山裕選対委員長が新たに就任した。

 

 ◇主な政治日程
 8月10日 岸田改造内閣が発足
   14日 日本維新の会代表選告示
   15日 終戦記念日
   19日 新型コロナ対応で閉会中審査
   25日 沖縄県知事選告示
   27日 維新代表選投開票
    下旬 岸田首相が中東・アフリカ訪問
       故安倍元首相国葬の閉会中審査
    月末 2023年度予算概算要求の提出期限
 9月11日 沖縄県知事選投開票
    後半 首相が国連総会で演説?
   25日 公明党大会
   27日 安倍氏国葬
   29日 日中国交正常化50年
     秋 臨時国会。安倍氏追悼演説
10月 4日 岸田政権発足1年
12月    国家安全保障戦略など3文書改定
       23年度予算編成

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