2022-08-08 20:16社会

入管施設死亡、検審申し立て=スリランカ女性遺族―名古屋

 名古屋出入国在留管理局の収容施設で昨年3月にスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん=当時(33)=が死亡した問題で、殺人容疑などで告訴・告発され、不起訴となった当時の局長ら職員13人について、遺族が8日、検察審査会に審査を申し立てた。
 申し立てたのは、ウィシュマさんの妹のワヨミさん(29)とポールニマさん(28)。2人は申立書で、職員が点滴や入院などの医療対応を怠ったことと、死亡との間には因果関係が十分に認められると指摘。「『虐待』以外の何物でもなく、(死んでも構わないという)『未必の故意』は確実に存在した」などと主張している。
 名古屋地検は6月、ウィシュマさんの死因を特定できず、入管の対応と死亡との因果関係が立証できないなどとして、職員13人を嫌疑なしで不起訴としていた。
 ポールニマさんは申し立て後に記者会見し、「姉は飢餓状態だったのにほっておかれた。不起訴判断はおかしい」と憤った。 
[時事通信社]

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