2022-08-08 14:23国際

ペトロ新大統領が就任=初の左派政権、治安改善に期待―コロンビア

 【サンパウロ時事】南米コロンビアで7日、左翼ゲリラ出身で元ボゴタ市長のグスタボ・ペトロ新大統領(62)が就任した。任期は4年。中南米で米国と最も密接な関係を築いてきたコロンビアで、左派政権が誕生したのは初めてだ。
 ペトロ氏は就任演説で「国が二分されることを望んでいない。強く、公正で、団結したコロンビアにしたい」と強調。保守層や中道層に結束を呼び掛けた。
 コロンビアは世界最大のコカイン産地。2016年に当時最大の左翼ゲリラ「コロンビア革命軍」(FARC)と政府が和平合意に達し、半世紀にわたる内戦が終結した後も、治安機関と麻薬密売組織やFARC残党、別の左翼ゲリラ「民族解放軍」(ELN)との小規模な戦闘が散発している。
 ペトロ氏は「武装勢力には武器を置くよう求める。和平、暴力放棄の見返りとして、法的な恩恵を与える」と呼び掛けた。さらに、米国と共同で取り組んできた麻薬対策について「麻薬戦争は失敗に終わった」と断じ、米政府と距離を置く姿勢を示した。 
[時事通信社]

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