2022-08-05 20:48政治

岸田首相、10日に内閣改造=党人事も、局面転換狙う―林・鈴木氏も続投へ

 岸田文雄首相(自民党総裁)は5日、内閣改造を10日に行う方針を固めた。党役員人事は、8日夕に臨時役員会を開いて一任を取り付け、9日か10日で調整する。先の参院選での勝利や安倍晋三元首相の死去も踏まえ、長期政権を視野に挙党態勢を構築できるかが焦点。首相はこれまで、9月上旬で検討していたが、大幅に前倒しする。
 関係者によると、首相は5日、茂木敏充幹事長と人事をめぐり協議。岸田内閣の支持率は、依然として高水準を維持しているが、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党議員の関係が相次ぎ明らかになるなど、批判も強まっている。首相には人事刷新で局面転換を図る狙いがある。
 党役員では麻生太郎副総裁と茂木幹事長を留任させる方針。閣僚では松野博一官房長官、林芳正外相、鈴木俊一財務相も続投の方向だ。萩生田光一経済産業相は留任も含め要職起用を検討する。
 ロシアによるウクライナ侵攻や、中国による台湾への軍事的威嚇、新型コロナウイルス感染拡大、物価高騰など、国内外とも課題が山積している。首相は、政権基盤を安定させるため骨格は維持しつつ、若手や女性の抜てきで刷新感を演出するとみられる。
 9日は長崎原爆忌に当たり、首相は長崎市で開かれる式典に出席する。党役員人事は9日中に固めるものの、10日の総務会で承認する案が出ている。
 党四役のうち、高市早苗政調会長、福田達夫総務会長は交代論が浮上。参院選に出馬せず政界引退した金子原二郎農林水産相と二之湯智国家公安委員長は退任させる。 
[時事通信社]

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