2022-07-12 11:40経済/写真

企業物価、6月も過去最高=飲食料や石油、電力上昇―日銀

国内企業物価指数の推移
国内企業物価指数の推移

 日銀が12日発表した6月の国内企業物価指数(速報値、2020年平均=100)は113.8となり、3カ月連続で過去最高を更新した。前年同月比9.2%上昇と16カ月連続のプラス。ロシアのウクライナ侵攻を背景としたエネルギー価格高騰や円安を受けた飲食料品の値上げなどが進んだ。企業物価指数は企業間で取引されるモノの価格を示す。
 分野別では石油・石炭製品が22.2%、化学製品が12.5%、電力・都市ガス・水道が28.2%といずれも大幅に上昇。原油高の影響を受けやすい品目が全体の水準を押し上げた。
 飲食料品は4.6%引き上がり、指数は106.1と過去最高を更新。原材料価格の高騰を消費者への販売価格に転嫁する動きが広がっており、日銀は値上げの動向について「引き続き注視していく」としている。 
 日銀によると、調査対象515品目のうち約8割の409品目が上昇。5月に比べて上昇品目は減ったが、依然高水準という。
 輸入物価を円ベースで見た指数は、前年同月比46.3%上昇。円安の影響が大きく、比較可能な1981年以降で最大の上昇率となった。

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