九州北部豪雨5年で追悼=「災害の教訓胸に」―福岡・朝倉
福岡・大分両県で死者40人、行方不明者2人を出した九州北部豪雨から5日で5年となった。福岡県朝倉市などの被災地では、住民らが黙とうし、犠牲者を追悼した。
33人が死亡、2人が不明となった朝倉市の市役所では、午前10時に林裕二市長や職員らが黙とうした。
林市長は報道陣の取材に「災害の教訓をしっかりと胸に刻み、二度と犠牲者を出さないよう、市を挙げて全力で取り組んでいく」と述べた。台風4号から変わった温帯低気圧の影響で新たな災害への警戒が高まる中、「災害から5年たち、人ごとと思う雰囲気があるが、朝倉市では早めの避難を常に心掛け、呼び掛けていく」と語った。
3人が死亡した福岡県東峰村では同日、午前10時のサイレンに合わせ、住民らが黙とう。追悼式を開催する予定だったが、台風4号の影響で中止となった。3人が亡くなった大分県日田市でも正午のサイレンに合わせ、黙とうがささげられた。
豪雨は2017年7月5~6日に発生。記録的な大雨で河川が氾濫し、土砂崩れなどで甚大な被害が出た。
[時事通信社]
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