2022-07-05 12:14政治

KDDI障害「前例ない事故」=閣僚から苦言相次ぐ

 KDDIの大規模通信障害について、5日の閣議後記者会見では閣僚から苦言が相次いだ。通信業界を所管する金子恭之総務相は「2日以上にわたり利用困難となる前例のない大きな規模だ」と指摘。その上で「同様の事案が二度とないよう抜本的な検討が必要だ」と述べ、事故対応などについて検証する考えを示した。
 総務省は今後、外部有識者で構成する電気通信事故検証会議を開き、今回の障害への対応や利用者への周知の在り方、過去の通信障害の教訓が生かされていたかなどについて調べる。
 金子氏はまた、KDDIからの正式な事故報告を踏まえて「しかるべき必要な対応を行う」と述べ、行政指導などを検討する考えを示した。
 鈴木俊一金融相は、一部金融機関で現金自動預払機(ATM)が利用できなくなったことなどについて「大変遺憾だ」と批判。障害時の代替手段確保を含め「金融庁としても検証していきたい」と語った。
 萩生田光一経済産業相は「通信サービスは国民の日常生活や社会経済活動に必要不可欠なインフラだ」と強調。斉藤鉄夫国土交通相は、地域気象観測システム(アメダス)のデータ通信に支障が出たことを受け「損害賠償について、気象庁で適切に対処していきたい」と述べた。 
[時事通信社]

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