2022-07-03 23:30TOPICS

東部州全域制圧、ロシアが宣言=最後の拠点都市陥落―ウクライナ

ウクライナ東部バフムートで、がれきの中を歩く男性=国家警察が2日公表した動画から(ロイター時事)
ウクライナ東部バフムートで、がれきの中を歩く男性=国家警察が2日公表した動画から(ロイター時事)

 【イスタンブール時事】ロシア国防省は3日、ロシア軍がウクライナ東部ルガンスク州でウクライナ側が支配していた最後の拠点都市リシチャンスクを陥落させ、同州全域を制圧したと宣言した。ショイグ国防相が全域の「解放」をプーチン大統領に報告した。
 ロシア軍は同州とドネツク州を含むドンバス地方全体を掌握しようとしており、今後の東部戦線はドネツク州での攻防が焦点となる。
 米シンクタンクの戦争研究所は2日付の報告で、ウクライナ軍部隊は「計画的な撤退」を行ったとみられると指摘していた。ドネツク州に兵力を集中させる狙いとみられる。
 ロシア側は6月25日、リシチャンスクの対岸にあるセベロドネツクを制圧。その後、リシチャンスクでの進撃を強化して製油所を占拠するなどし、包囲網を狭めていた。
 ウクライナのメディアによると、ドネツク州のスラビャンスクで3日、ロシア軍による激しい砲撃があり、少なくとも6人が死亡、15人が負傷した。
 一方、ウクライナ国境に接するロシア西部ベルゴロド州のグラドコフ知事は3日、州都ベルゴロドで複数回にわたって爆発があり、少なくとも3人が死亡したと明らかにした。多数の家屋が損壊したという。同州ではウクライナ側によるとされる攻撃が繰り返されており、ロシア国防省は今回もウクライナが実行したと非難した。
 また、ウクライナ南部メリトポリのフェドロフ市長は3日、ウクライナ部隊が同地を占領するロシア軍の基地に「30回以上の攻撃」を加えたと表明。メリトポリの奪還に向けた作戦が続いていると強調した。 

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