2022-06-30 17:55政治

吉川議員にボーナス286万円=説明・辞職せず、野党批判【22参院選】

 18歳女性との飲酒疑惑が報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員=比例代表東海ブロック=に30日、夏のボーナスに当たる期末手当286万1358円が支給された。吉川氏は説明を避け続けており、与党にも参院選への影響を懸念して議員辞職を求める声が強い。野党は岸田文雄首相(自民党総裁)の責任も合わせて追及している。
 立憲民主党の泉健太代表は30日、大阪市内で記者団に「雲隠れしてボーナスをもらうのは許されない」と批判。吉川氏が首相率いる自民党岸田派に所属していたことを踏まえ、議員辞職に向け「首相に決断と実行を求めたい」と皮肉った。
 日本維新の会の松井一郎代表は大阪市役所で記者会見し「岸田派がみんなで囲み込んで何とかけじめをつけられないのか」と要求。「なかなか辞めないのは政治家の身分が良過ぎるからだ」とも語った。
 磯崎仁彦官房副長官(岸田派)は会見で「辞職を促さないのか」と問われ、「政府としてコメントする立場にない。政治家は国民から疑惑を持たれたら自ら説明すべきだ」と述べるにとどめた。
 与党は参院選序盤情勢で優勢と報じられているが、物価高を受けて急速に危機感が強まっている。再選を目指す自民党現職は30日、ツイッターで「党幹部が辞職勧告すべく電話しても(吉川氏は)絶対取らないらしい」としつつ、「辞職すべきだ。離党で済ませるのは筋違い」と訴えた。 
[時事通信社]

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