2022-06-29 14:26World eye

元F1王者から差別発言 ハミルトン「今こそ行動のとき」

【ロンドンAFP=時事】フォーミュラワン(F1世界選手権)で3度の年間優勝を果たしたネルソン・ピケ氏(69)が、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンに対して人種差別的な表現を使ったことに対し、ハミルトンが28日、「今こそ行動を起こすときだ」と呼びかけた。≪写真はネルソン・ピケ氏<右>。資料写真≫
 1981年と83年、87年に総合優勝を飾っているピケ氏は、昨年の英国GP決勝の1周目でハミルトンとレッドブルのマックス・フェルスタッペンが接触したことについてポッドキャストで話していた際、人種差別的なコメントをした。
 ハミルトンはツイッターに「これは単なる言葉の問題じゃない。こういう古くさい考え方は変えなくてはならないし、僕らのスポーツに居場所はない。人生を通じて、こうした態度の人間に囲まれ、標的にされてきた。学ぶ時間は十分あったはず。今こそ行動を起こすときだ」と投稿した。
 別のツイートでは、ポルトガル語で「これまでの考え方を変えることに力を入れよう」と呼びかけた。
 この件については、F1も「差別的、人種的な発言や行為は、どんな形であれ容認できず、社会に受け入れられない」と発表。国際自動車連盟(FIA)も「人種的、差別的な言葉と行為を強く非難する。このスポーツ、そして広い社会に、そうしたものの居場所はない」とコメントを出した。
 F1ドライバーで唯一の黒人選手であるハミルトンは、以前からF1の多様化を目指して積極的に声を上げている。【翻訳編集AFPBBNews】

最新動画

最新ニュース

写真特集