2022-06-27 10:51国際

ロシア国債利払い、猶予期間終了=事実上のデフォルト状態

 【ニューヨーク時事】複数の米メディアによると、ロシアの外貨建て国債の利払い猶予期間が26日、終了した。国債保有者の利息受け取りが確認されておらず、事実上のデフォルト(債務不履行)状態に陥ったとみられる。ロシアは支払ったと主張しているが、欧米の経済制裁により手続きができなかった。
 5月27日に期日を迎えたドル建て債とユーロ建て債の利息計約1億ドル(約135億円)は、30日間の支払い猶予期間に入っていた。ロシアの外貨建て債務のデフォルトが認定されれば、ロシア革命後の1918年以来、約1世紀ぶりとなる。
 経済制裁の一環で、米財務省は5月25日、米国人にロシア当局からの元利金支払いの受け取りを認める特例を打ち切った。ロシア政府は、デフォルトを回避するため、同月27日が期日の利払いを、特例打ち切り前に前倒しで実施したと表明していた。
 ただ、報道によると、ロシア当局は国債の利息を欧州の国際決済機関に送金したものの、経済制裁のため手続きが進まず、投資家の手元には届いていないという。 
[時事通信社]

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