日医会長に松本吉郎氏=「政府・与党と連携」
任期満了に伴う日本医師会(日医)の会長選挙が25日、東京都内で行われ、松本吉郎常任理事(67)が松原謙二副会長(65)を破り、初当選した。任期は同日から2年。松本氏は記者会見で「政府・与党と協調、連携することが基本」と述べ、関係強化に努める考えを示した。
会長選は、各都道府県医師会から会員数に応じて選ばれた代議員376人による無記名投票で実施。松本氏310票、松原氏64票、白票1票、無効1票だった。
松本氏は埼玉県医師会出身で、さいたま市内の皮膚科形成外科医院の院長。2016年から日医常任理事を務めた。
記者会見で、24年度診療報酬改定や政府が検討するかかりつけ医の機能強化への対応、医師の働き方改革を今後の課題に挙げ、「(日医の)組織力強化が必要。しっかり取り組みたい」と語った。
マイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」の運用に必要なシステム導入への対応なども迫られており、早速手腕が問われることになる。
20年から会長を務めた中川俊男氏は、22年度診療報酬改定への対応をめぐって日医内で不満が高まったのを受け、出馬を見送った。
[時事通信社]
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