仏パリ各所で改修工事 戻った観光客から不満の声
【パリAFP=時事】新型コロナウイルス感染症の流行から2年、仏パリに観光客の姿がようやく戻った。だが、エッフェル塔やノートルダム大聖堂などの人気の観光地では改修工事が行われており、多くから不満の声が上がっている。≪写真は工事現場から見えるエッフェル塔≫
2024年のパリ五輪を控え、ルーブル美術館や国立グランパレ美術館といった世界的に有名な建物の周囲には仮設の足場や囲い、作業の表示板などが置かれ、記念のスナップショットを求める観光客は落胆の色を隠せない。
ペルーから来た観光客のマリア・パス・リンデマンさんとエルネスト・シルバさんは、エッフェル塔の周囲に置かれた足場によって難しい写真撮影を強いられた。「足場があまり写り込まないベストな位置を探しているのですが(中略)完璧な写真を撮れる場所はありません」
2019年の大規模火災で一部崩壊し、大がかりな修復作業が行われているノートルダム大聖堂でも肩を落とす観光客の姿が見られる。
米国からの観光客はAFPに「エッフェル塔も工事中で良い写真が撮れませんでしたが、それでもここほどではなかったです!」と残念がった。
パリを訪れる観光客の数は増えており、コロナ前の水準に戻りつつある。
市当局によると、今年の1月から5月までに約1210万人がパリを訪れており、2019年の同じ時期と比べても、その差はわずか約300万人だった。【翻訳編集AFPBBNews】
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