2022-06-23 19:07政治

全市民46万人分の個人情報USB紛失=飲酒後路上で目覚め気付く―兵庫県尼崎市

 兵庫県尼崎市は23日、全市民約46万人分の個人情報が入ったUSBメモリー2本を紛失したと発表した。USBにはパスワードがかかっていたといい、現時点で情報の流出は確認されていない。市によると、住民税非課税世帯などを対象とした臨時特別給付金の支給事務を委託していた業者が紛失した。
 判明している紛失データは、全市民の住民基本台帳情報(46万517人分)▽住民税情報(36万573件)▽2021、22年度分の臨時特別給付金の対象世帯情報(8万2716世帯分)▽生活保護と児童手当受給世帯の口座情報(8万6026件分)―。住基台帳情報には市民の氏名や住所、生年月日などが含まれる。USBは2本とも同じ情報が入っていた。
 尼崎市によると、業者の関係社員が21日、同市内の市政情報センターで個人情報をUSBに移し、大阪府吹田市のコールセンターでデータの移管作業をした。その後、同市内の居酒屋で飲食。22日午前3時ごろ路上で目覚め、USBが入ったかばんの紛失に気付いたという。社員は酒に酔っており、同日、大阪府警に遺失物届を出した。
 尼崎市は、臨時特別給付金の対象世帯のデータを更新するためUSBによる持ち出しは了承していたが、「これほど大量の情報の持ち出しは聞いていなかった」としている。
 稲村和美市長は時事通信の取材に「心からおわび申し上げる。専用コールセンターを設置しており、おかしいと思うことがあればご連絡をお願いしたい。市としても再発防止に努めたい」と語った。 
[時事通信社]

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