「家族捉え直したい」=是枝監督が記者会見―カンヌ映画祭
【カンヌ(仏)時事】フランスで開催中のカンヌ国際映画祭で、最高賞パルムドールを競うコンペティション部門に新作「ベイビー・ブローカー」が選出された是枝裕和監督が27日記者会見し、「私たちが考えている家族というものを捉え直したいと思った」と語った。
「ベイビー・ブローカー」は、親が育てられない新生児を匿名で預ける「赤ちゃんポスト」をめぐる人間模様を描いたロードムービーで、是枝監督初の韓国映画。主演のソン・ガンホさんをはじめ、カン・ドンウォンさん、ペ・ドゥナさんら人気俳優が集結した。
是枝監督は、日韓両国で赤ちゃんポストに対する賛否が分かれていると指摘。「『捨てるなら産むな』という、母親に対するバッシングが大半を占めると思う」とした上で、「(映画を)見た皆さんが旅に同行しながら、今までの価値観をちょっとだけでも見詰め直していただけるような、そんな映画であればいい」と語った。
[時事通信社]
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