ウィンブルドン、女子優勝者の「ミス」「ミセス」敬称廃止 報道
【AFP=時事】テニスの四大大会(グランドスラム)、ウィンブルドン選手権が、女子優勝者の名前が刻まれたボードから「ミス」や「ミセス」の敬称を削除することを決定したと、26日に英紙タイムズで報じられた。≪写真は資料写真≫
ウィンブルドンを主催するオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC)は、歴代優勝者の名前が刻まれたボードで、これまで女子優勝者の名前の前にだけ敬称をつけていた。
そのため、昨年の女子シングルスを制したアシュリー・バーティ(オーストラリア)氏の名前が「ミス・A・バーティ(Miss A Barty)」と刻まれているのに対し、男子シングルスの優勝者ノバク・ジョコビッチ(セルビア)は「N・ジョコビッチ(N Djokovic)」となっている。
ウィンブルドンは2019年大会から試合中に審判が女子選手の名字に敬称をつける慣習をなくしていたが、歴代優勝者のボードに関しても近代化に踏み切ることにしたという。女子の名前は今後、ファーストネームのイニシャルと名字だけが刻まれる。
また、既婚の女子選手に関してはこれまで本人のイニシャルと夫の名字が刻まれていたが、平等が高まる時代の中、AELTCはこの慣習も見直すという。
クリス・エバート氏は、1976年大会を制した際の表記が「ミス・C M・エバート(Miss C M Evert)」で、ジョン・ロイド氏との結婚後に優勝した1981年の分は「ミセス・J M・ロイド(Mrs J M Lloyd)」と刻まれているが、今後は「C・エバート・ロイド(C Evert Lloyd)」に変更される。【翻訳編集AFPBBNews】
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