ロシア軍、ウクライナ東部拠点に突入試み=民間人1万5000人取り残される

【ロンドン時事】ウクライナの国営通信は26日、ロシア軍が東部ドンバス地方ルガンスク州で、ウクライナ側最後の拠点セベロドネツクとその周辺の町に突入を試みていると伝えた。ウクライナ軍によると、ドンバス地方での支配拡大を図るロシア軍は25日、40以上の町を砲撃するなど攻勢を強めている。
セベロドネツクの陥落は、ロシア軍によるルガンスク州全体の掌握につながる。ロシアには同州制圧を当面の「勝利」として誇示したい思惑があるとみられている。ルガンスク州のガイダイ知事は25日、州の約95%がロシア軍の支配下に入ったと認めた。
ロシア軍は25日、セベロドネツクや川を挟んだ対岸のリシチャンシクなどを攻撃し、住宅や公共ホール、自治体施設などに被害が出た。セベロドネツクには民間人約1万5000人が取り残され、多くはシェルターに避難しているもようだ。ガイダイ知事は24日、激しい砲撃のため「市外への退避はむしろ危険だ」と警告していた。

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