ウクライナ避難民が大学職員に 千葉市

ウクライナ避難民のパンコーバ・オルガさん(43)は、かつて留学していた敬愛大学(千葉市稲毛区)で職員として4月から働き始めた。留学生支援や授業支援員として国際理解教育に携わる傍ら、自らの体験をもとに平和の大切さを学生たちに伝える。「思い出したくない気持ちはあるが、今国際社会で起きていることを知ってほしい」と話す。
首都キーウで母親と息子の3人で暮らしていたオルガさん。今年1月には日本語教室を開いたばかりだった。ロシアの侵攻が始まり、サイレンが鳴るとすぐに自宅マンションの地下室へ避難した。「ただ怖かった。罪のない市民を攻撃するのは許せない」。
大学時代の友人を頼りに一家で来日。現在は市営住宅で暮らす。「やっと落ち着いて日本での生活ができる。サポートしてくれる人に感謝している」と語る一方、「(母国に)帰りたい気持ちはあるが、いつ戻れるか分からない。一日も早く停戦してほしい」と力を込めた。【もぎたて便】
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