2022-05-19 16:05社会

一蘭の改善計画認定=カップ麺価格拘束―公取委

 人気ラーメンチェーン「一蘭」(福岡市)がカップ麺などの小売価格を拘束していたとされる問題で、公正取引委員会は19日、一蘭が提出した改善計画を認定した。行政処分の「確約手続き」に基づく対応で、一蘭が計画で拘束の取りやめや再発防止などを約束し、問題解決が見込めると判断した。
 公取委によると、一蘭は遅くとも2018年1月以降、スーパーやコンビニなどの小売店に対し、割り引きをせずに希望小売価格で販売するよう要請し、同意した業者と取引。対象商品の中には昨年発売して累計出荷数が700万食を突破したカップ麺「一蘭 とんこつ」(税込み490円)などが含まれる。
 独禁法は、メーカーが流通業者の販売価格を拘束する行為について、「再販売価格の拘束」に当たるとして原則禁止している。消費者が商品を安く購入する機会を奪われないようにするためだ。
 公取委は今年1月に調査を開始し、4月に確約手続きを通知。一蘭も同月、改善計画を提出していた。計画では問題の行為を取りやめると新聞広告で周知するほか、従業員への定期研修なども盛り込まれたという。
 一蘭は「改善計画を早期に実行し、コンプライアンス強化に努めたい」とコメントした。 
[時事通信社]

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