出金34回、残高7万円弱=「少しずつでも返す」―誤送金問題で田口容疑者
山口県阿武町が誤って振り込んだ新型コロナウイルス対策関連の給付金と知りながら使ったとして、電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された田口翔容疑者(24)=同町福田下=が、入金された4630万円を34回に分けて出金していたことが18日、関係者の話で分かった。「ネットカジノで全額使った」と周囲に話しており、口座の残高は約6万8000円にまで減っていた。
関係者によると、田口容疑者の銀行口座には当初665円しか残っていなかったが、4月8日に自身への給付金10万円と誤送金の4630万円が振り込まれた。
田口容疑者は同日のうちに67万8967円をデビット決済で支出すると、同月19日までに34回にわたり計約4633万円を出金した。一度に400万円を出金した記録も残っており、残高は6万8743円にまで減っていた。
田口容疑者の代理人弁護士によると、17日夜に連絡を取った際、落ち込んだ様子で「お金を使ってしまったことは、大変申し訳なく思っている。少しずつでも返していきたい」と話していたという。
[時事通信社]
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