ガソリン平均174円=2週ぶり下げ―経産省

経済産業省が13日発表したレギュラーガソリンの給油所店頭小売価格の全国平均は、11日時点で1リットル当たり174円ちょうどとなった。前週比10銭安で、2週間ぶりの値下がり。価格調査を担当する日本エネルギー経済研究所石油情報センターは「政府が石油元売り会社へ給付している補助金が効果を発揮した」と分析している。ただ、依然として高値圏で推移している。
経産省は、補助金がなければ11日時点の店頭価格は192円70銭になると予測していた。このため、補助金による抑制効果は18円70銭だったとみている。
地域別では、宮城など29都道府県で値下がりし、愛媛など12県は値上がりした。最高値は鹿児島の182円90銭。180円を超えたのは計4県。一方、灯油の給油所店頭価格の全国平均は18リットル当たり2062円で前週比1円値上がりした。
中国での新型コロナウイルス感染拡大に伴う原油価格の下落などを反映し、政府は14日から補助金支給額を1リットル当たり20円30銭に引き下げる。一方、大手石油元売り会社から給油所への卸価格も引き下げられるため、来週の店頭価格は値下がりが予想されている。
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