2022-04-05 09:47World eye

ドガ作品、「ウクライナの踊り子」へ改名 英美術館

【AFP=時事】英ロンドンの美術館ナショナルギャラリーは4日、ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、フランス印象派の画家エドガー・ドガの絵画「ロシアの踊り子」を「ウクライナの踊り子」に改名したことを明らかにした。≪写真は英ロンドン中心部のトラファルガー広場にあるナショナルギャラリー前で、ロシアによるウクライナへの侵攻に抗議する人々≫
 同作品は、ドガが19世紀末に制作。ウクライナの国旗の色である青と黄色のリボンを結び野原で踊る3人の踊り子が描かれているが、ロシア人を描いたものと長い間認識されてきた。
 作品はナショナルギャラリーのメインコレクションに含まれているが、現在は展示されていない。同美術館の公式ウェブサイトには、踊り子たちが「ロシア人ではなくウクライナ人であることはほぼ間違いない」と記されている。
 同美術館はAFPの取材に対し、改名の理由を「絵画の主題をより良く反映させるため」と説明した。
 改名は、英紙ガーディアンが最初に報じた。同美術館の広報担当者は同紙に対し、作品の題名は「何年も前から議論の的」になっていたと説明。「だが現在の状況により、ここ1か月間でこの作品に対する注目が高まっており、題名を変更する適切な時期であると判断した」と語った。【翻訳編集AFPBBNews】

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