ウクライナ、首都郊外で攻勢継続=包囲下マリウポリから3000人脱出
【イスタンブール時事】ロシア軍によるウクライナ侵攻で、英国防省は2日、ウクライナ軍が首都キーウ(キエフ)郊外で反転攻勢を継続しているとの分析を明らかにした。北東部ハリコフでも激しい戦闘の末、ウクライナ軍が重要なルートを確保したとしている。ロシア軍は、北東部やキーウが位置する北部で戦線を縮小しつつ、包囲を続ける南東部の要衝マリウポリ制圧の機会をうかがっているもようだ。
英国防省の戦況報告によると、キーウ北西方面では、ウクライナ軍がイルピンからブチャ、ホストメリにかけて進軍。侵攻初日から戦闘が続いたホストメリの空港ではロシア軍の撤収が伝えられた。ウクライナ軍はキーウ東方でも複数の集落を奪還したという。
また、ウクライナ国営通信は2日、ウクライナ軍が北部チェルニヒウから19キロの村をロシア軍から奪い返したと報じた。
一方、ロシア軍の包囲攻撃を受けるマリウポリには住民十数万人が取り残されているとみられ、人道危機が深刻化。ウクライナのゼレンスキー大統領は、3000人以上が1日に脱出に成功したと明らかにした。ただ、ロシア軍が脱出を妨害しているとの情報もあり、赤十字国際委員会(ICRC)は1日の退避活動支援を断念した。
[時事通信社]
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