2022-02-23 23:42国際

独ロのパイプライン完全中止要求=ウクライナ大統領が首脳外交

 【イスタンブール時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は23日、首都キエフでポーランドのドゥダ大統領、リトアニアのナウセーダ大統領と会談後の共同記者会見で、ロシアに対する経済制裁をめぐる議論で焦点となってきたドイツへの天然ガスパイプライン「ノルドストリーム2」計画の完全中止を求めた。
 現地からの報道によると、ゼレンスキー氏は計画が「ウクライナと欧州に対する(ロシアの)武器として使われている」と懸念を表明。「完全に止めることが非常に重要だ」と訴えた。ドゥダ氏も「ロシアの行動はウクライナのみならず(欧州を含む)地域全体にとっての脅威だ」と述べ、ゼレンスキー氏の懸念に理解を示した。
 ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認したロシアに対抗し、ウクライナ政府は各国との結束固めを急いでいる。
 ゼレンスキー氏は、ロシアのプーチン大統領が承認に動いた21日以降、バイデン米大統領をはじめ英仏独や欧州連合(EU)、トルコなどの首脳と立て続けに電話会談。22日には、キエフを訪問したエストニアのカリス大統領と会談し、各国首脳から「ウクライナの主権と領土の一体性への支持」を取り付けた。 
[時事通信社]

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