別工事でも「前市長から入札情報」=元香南市議の公判―高知地裁
高知県香南市発注の公共工事をめぐる汚職事件で、あっせん収賄罪などに問われた元市議志磨村公夫被告(61)の公判が21日、高知地裁(吉井広幸裁判長)であった。志磨村被告は被告人質問で、起訴内容以外の工事2件でも贈賄側業者に入札情報を漏らしたとした上で、「どちらも清藤(真司)前市長から聞いた」と述べた。
公判で志磨村被告は「17年と19年の2回、津波避難タワー建設工事の入札で、前市長から聞いた価格を業者に伝えた」と証言した。17年は贈賄側業者が最低制限価格と同額で落札し、19年は落札には至らなかったが業者から商品券を受け取ったという。
清藤氏は同日、取材に応じ「非常に驚いている。全く身に覚えがない」と述べた。
昨年12月の初公判で志磨村被告は起訴内容を認め「最低制限価格は市長から聞いた」と発言。清藤氏は、この業者から商品券を受け取っていたとして同月に市長を辞職したが、入札情報漏えいについては否定していた。
[時事通信社]
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