EU、アフガンに「最小限の拠点」=タリバン政権下で人道支援
【ブリュッセルAFP時事】欧州連合(EU)の報道官は20日、EUがアフガニスタンの首都カブールに「最小限の駐在拠点」を置くと発表した。アフガンでは昨年8月のイスラム主義組織タリバンの権力掌握後、深刻な人道危機に陥っており、拠点設置は「人道支援物資の配給促進や現地の人権状況の監視」が目的という。
タリバンの復権を機に欧州諸国の外交団は相次ぎ撤収したが、中国やロシア、トルコなどは依然大使館を置いている。しかし、いずれの国も政権を承認していない。EU報道官は「カブール駐在は決してタリバン政権の承認と見なされるべきではない」と念を押しつつ、政権側と連絡を取っていることを認めた。
一方、タリバン外務省報道官はツイッターで、今回のEUの駐在について、カブールに常駐するための「大使館」の再開だと主張した。
[時事通信社]
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