噴火と津波に「爆弾か」=住民、緊迫した状況振り返る―トンガ
【ウェリントンAFP時事】「私の弟は、近くで爆弾が爆発したのではないかと言っていた」。海底火山の噴火と津波を受けた南太平洋の島国トンガの緊迫した状況を住民のメレ・タウファさんが15日、ニュージーランドのニュースサイト「スタッフ」に語った。噴火も津波も「とにかく大きかった。地面が揺れ、家も揺れた」と語った。
首都ヌクアロファの海岸には1.2メートルの波が押し寄せた。家々が波にのまれるのを横目に、住民は少しでも高い場所へと避難した。灰に交ざって小さな石が幾つも空から降ってきたという。
「津波が来ると直感するのと同じくらいに、家の外壁に波が当たる音が聞こえ始めた」と語るタウファさんの家も数分で浸水した。家の外では、近所の家の壁が崩れるのを目撃した。「あちこちから叫び声が聞こえた。安全な場所を求め、みんな、とにかく高い所へ向かった」と緊迫した状況を振り返った。
トンガ国王ツポウ6世もヌクアロファの宮殿から避難したと伝えられる。警察が車列を組み、とにかく海岸線から離れようと逃げる様子が目撃されている。
[時事通信社]
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