2022-01-12 11:17経済/写真

経常黒字、48.2%減=原油高で4カ月連続縮小―昨年11月

経常収支の推移
経常収支の推移

 財務省が12日発表した2021年11月の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取引、投資収益の状況を示す経常収支は、前年同月比48.2%減の8973億円の黒字となった。原油など資源価格の高騰を受け、黒字幅は4カ月連続で縮小した。
 輸出は23.2%増の7兆4458億円。鉄鋼や半導体製造装置などが堅調だった。一方、輸入は44.9%増の7兆8771億円。原油や液化天然ガス(LNG)がそれぞれ約2.3倍へ大幅に増えた。この結果、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は4313億円の赤字(前年同月は6074億円の黒字)に転じた。 
 輸送や旅行など、モノ以外の取引状況を示すサービス収支は2142億円の赤字(同1646億円の赤字)だった。
 配当や利子収入などを示す第1次所得収支は1兆7907億円の黒字で14.3%増加。海外の海運業の業績が好調だった上、円安の効果もあって証券投資収益が膨らんだ。

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