2021-12-09 23:17国際

米大統領「権威主義を押し戻す」=中ロ念頭に結束誇示―民主主義サミット開幕

 【ワシントン時事】バイデン米大統領が主宰する約110カ国・地域によるオンライン形式の「民主主義サミット」が9日、2日間の日程で始まった。バイデン氏は開会に合わせて演説し「民主主義は継続的かつ憂慮すべき挑戦に直面している」と指摘。中国やロシアを念頭に「(民主主義を脅かす)権威主義を押し戻す」と訴えた。また、米国は自国の民主主義に投資すると同時に友好国を支援し、模範を示すと強調した。
 主要テーマは、対権威主義に加え、汚職との闘い、人権尊重の促進の3点。バイデン氏は民主主義の価値を国内外で守ることを重視し、就任1年目の民主主義サミット開催を選挙公約に掲げていた。ホワイトハウスは「民主主義再生構想」を発表し、独立系メディアなどへの支援として約4億2440万ドル(約480億円)を支出する方針を明らかにした。
 参加国・地域には、日本や欧州各国、韓国、インドなどのほか、米国が連携を強化する台湾も含まれた。人権活動家らによるイベントも行われる。日本からは岸田文雄首相が出席し「有志国が一致して臨むことが必要だ。深刻な人権侵害にしっかり声を上げていく」と訴えた。 
[時事通信社]

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