2021-12-07 21:00国際

一部債権者、利払い受けず=危機の中国恒大―ロイター報道

 【北京時事】ロイター通信は7日、経営危機に陥っている中国不動産開発大手、中国恒大集団の社債保有者の一部が、6日の期限までに利払いを受けなかったと報じた。恒大は11月6日に期日を迎えた子会社発行の社債の利息8250万ドル(約93億円)を払えず、30日間のデフォルト(債務不履行)猶予期間に入っていた。
 これまでのところ恒大は利払いの有無を明らかにしていないが、期限までに支払わなければデフォルトとなる可能性が高い。不履行を認定されると、恒大の別の外貨建て社債も「不払い」とみなす仕組みがあり、欧米メディアは中国企業で最大級のデフォルトに発展する恐れを指摘している。
 6月末時点の恒大の負債総額は1兆9670億元(約35兆円)。このうち外貨建て社債は計約190億ドル(約2兆1600億円)。
 恒大は12月6日、経営危機への対応に当たる「リスク管理委員会」を社内に設置すると発表。委員会のメンバーには広東省政府系企業の幹部も加わっており、省政府による監督チームの派遣と合わせ、債務再編や経営再建に向けた当局の関与が明確になっていた。 
[時事通信社]

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