2021-12-06 19:40国際

誘拐から14年、親子が再会=映画「最愛の子」のモデル―中国

 【北京時事】中国公安省は6日、長年未解決だった3件の児童誘拐事件を摘発し、3組の親子が再会を果たしたと発表した。この中には映画「親愛的」(邦題・最愛の子)で子探しに人生をささげる父親のモデルになった広東省深セン市の孫さん親子も含まれ、中国メディアは同日、高校生になった息子と14年ぶりに再会した親子の様子を大々的に伝えた。
 息子の孫卓さんは、幼稚園に通っていた2007年10月に自宅近くで行方不明となり、監視カメラ映像から見知らぬ男に誘拐されたことが判明。父親の孫海洋さんは「子供を返してくれたら、買った人間であろうと売った人間であろうと20万元(約355万円)差し上げる」との懸賞広告を出し、行方を追っていた。
 公安省は今年、児童誘拐事件の解決を目指す「一家だんらん運動」を展開。この中で、山東省聊城市に住む容疑者が親戚を通じて市内の夫婦に譲った男の子が孫卓さんに似ていることが分かり、DNA鑑定の結果、本人と確認された。 
[時事通信社]

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