2021-11-30 23:33社会

米軍機タンク、市街地に落下=青森空港に緊急着陸、滑走路閉鎖

 30日午後6時すぎ、青森市の青森空港に米軍三沢基地(青森県三沢市)所属のF16戦闘機1機が緊急着陸した。防衛省によると、同機は着陸前、燃料タンク2本を上空から投下しており、1本は同県深浦町の市街地を通る国道上で見つかった。けが人など被害の情報はないという。この影響で同空港の滑走路は全面閉鎖され、民間機の発着ができない状態となった。
 青森空港管理事務所によると、緊急着陸した戦闘機はそのまま滑走路上に停止。民間機7便が欠航した。空港に米軍関係者が到着し状況を調べており、民間機の発着再開の見通しは立っていない。米軍側からは戦闘機に近づかないよう要請があったという。
 防衛省によると、燃料タンクは主翼の下に取り付けられたもので、深浦町内と岩木山の山中に投下された。山中の分は見つかっていない。緊急着陸時の火災などに備えた措置とみられる。
 県警鰺ケ沢署によると、午後6時半ごろ、通行人から「道路に燃料のようなものが落ちている」と通報があった。警察官が深浦町役場近くの国道上で、燃料のような液体と複数の金属製の物体が散らばっているのを発見。物体の表面には数字などが確認できたという。液体に引火した跡はなかった。
 現場はJR深浦駅から南に約400メートル離れた日本海沿いの国道上。周囲には町役場や民家、寺などが点在している。 
[時事通信社]

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