2021-11-25 01:04TOPICS

殺人容疑で伯父逮捕=遺体は小学生兄弟―2人死亡放火・兵庫県警

兵庫県稲美町の放火事件で、伯父の逮捕を発表する真鍋克巳県警捜査1課長=24日午後、同県加古川市の加古川署
兵庫県稲美町の放火事件で、伯父の逮捕を発表する真鍋克巳県警捜査1課長=24日午後、同県加古川市の加古川署

 兵庫県稲美町で住宅が全焼し、焼け跡から小学生の兄弟とみられる2人の遺体が見つかった放火事件で、県警加古川署捜査本部は24日、殺人と現住建造物等放火の疑いで、同居していた伯父の無職松尾留与容疑者(51)を逮捕した。「間違いありません」と容疑を認めているという。
 県警は同日、遺体の身元をこの家に住む小学6年松尾侑城君(12)、弟の同1年真輝君(7)と確認した。室内から可燃性の液体が検出されており、油のようなものをまいて火を放ったとみている。
 松尾容疑者は事件後行方不明になっていたが、捜査員が同日午後1時ごろ、大阪市北区の公園のベンチに座っていたところを職務質問して身柄を確保した。やけどや服の破損はなく所持金は数千円で、素直に任意同行に応じたという。
 逮捕容疑は19日午後11時35~40分ごろ、稲美町岡の自宅に何らかの方法で火を付けてほぼ全焼させ、室内で寝ていた侑城君と真輝君を殺害した疑い。
 兄弟の父は仕事を終えた母を迎えに行くため、午後11時半ごろに車で外出しており、住宅内には就寝中の兄弟と松尾容疑者がいたとみられる。兄弟の死因は煙を吸ったことによる急性一酸化炭素中毒で、喉や気管に大量のすすが付着していた。
 捜査関係者によると、松尾容疑者は数年前から同居していたが、家族との接触は少なく、自室にこもりがちだったという。出火前後に徒歩で外出したとみられ、県警は防犯カメラの映像を解析するなどして所在確認を進めていた。 

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