2021-11-01 13:35World eye

タリバン名乗る男3人、結婚式に乱入3人殺害 音楽問題視か

【カブールAFP=時事】アフガニスタンで実権を掌握したイスラム主義組織タリバンは30日、東部ナンガルハル州で同組織を名乗る武装した男3人が結婚式を襲撃し、演奏されていた音楽を止めさせ少なくとも3人を殺害したと明らかにした。≪写真はタリバンの報道担当者ザビフラ・ムジャヒド氏≫
 タリバンの報道担当者ザビフラ・ムジャヒド氏は、襲った男3人のうち2人を拘束したと述べ、襲撃は組織の命令ではないと説明した。
 ムジャヒド氏によると、事件が起きたのは29日夜。タリバンを名乗る男3人が式に乱入し、音楽を止めさせた。少なくとも3人が撃たれ死亡、複数人が負傷した。
 タリバンは3人のうち2人を拘束、残り1人の行方を追っている。ムジャヒド氏は、タリバンの名をかたり「個人的な恨み」を晴らそうとした男らは、シャリア(イスラム法)により処罰を受けると語った。
 ナンガルハル州のタリバン報道担当者は事件については認めたが、詳細は明らかにしなかった。犠牲者の親族は音楽が演奏される中、「タリバン戦闘員」が発砲したと語っている。
 タリバンが前回アフガニスタンを統治した際、音楽は禁止された。今回は音楽に関しての見解を示していないが、タリバン幹部は娯楽のための音楽を依然として良しとせず、イスラム法に反するとみている。
 事件の目撃者は報道陣に対し、「若者が別室で音楽を演奏していると、『タリバン戦闘員』が押し入り発砲した。2人が重傷だ」と述べた。
 1996年から2001年にかけてアフガニスタンを統治した旧タリバン政権によるイスラム法の解釈は非常に厳格で、公開処刑など厳しい罰則を科した。【翻訳編集AFPBBNews】

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