2021-11-01 13:23World eye

英ケンブリッジ大、略奪文化財「ベニン・ブロンズ」をナイジェリアに返還

【ケンブリッジAFP=時事】英ケンブリッジ大学のジーザス・カレッジは27日、アフリカの旧英植民地から19世紀に略奪された精巧なおんどりの青銅彫刻を、ナイジェリア当局に返還した。≪写真は英ケンブリッジ大学ジーザス・カレッジで、おんどりの青銅彫刻像を前に笑顔を見せるソニータ・アレイン学寮長<左>とナイジェリア国立博物館記念碑委員会のアッバ・イサ・ティジャニ事務局長≫
 この青銅像は、現在のナイジェリア南部にかつて存在したベニン王国を1897年に英国軍が報復攻撃した際、遠征部隊が略奪した数百点の神聖な彫刻像の一つ。これらの青銅彫刻は「ベニン・ブロンズ」の名で知られ、欧米の多くの博物館や研究機関がコレクションとして保有している。
 ベニン・ブロンズを返還した英国の機関はジーザス・カレッジが初めて。同カレッジは、大英博物館など他の機関にも同様の対応をとるよう迫っている。
 ジーザス・カレッジは1905年、当時在学していた学生の父親からおんどり像を譲り受けた。だが、近年は学生の間で返還運動が展開されていた。
 ベニン・ブロンズの最大のコレクションを保有する大英博物館は、青銅彫刻の返還に同意していない。【翻訳編集AFPBBNews】

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