2021-10-19 12:15World eye

英女王、気候問題で各国に苦言 「口だけで何もしない」

【ロンドンAFP=時事】英国のエリザベス女王は、気候変動問題について「口だけで何もしない」世界の首脳に対する不満をこぼした。今月末に開幕する国連(UN)気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)に出席しない各国首脳を批判したものとみられる。≪写真は英ウェールズ議会開会式を終えたエリザベス女王≫
 エリザベス女王は14日、英カーディフで開かれたウェールズ議会の開会式に出席。その際、エリン・ジョーンズ議長と交わした会話での発言がマイクで拾われた。
 女王は「COPについていろいろ聞いているのに、誰が出席するのかがいまだに分からない」と苦言を呈すと、「欠席する人のことしか聞いていない。口だけで何もしないのは実にいら立たしい」とこぼした。
 10月31日から2週間にわたってグラスゴーで開催されるCOP26では、世界最大の温室効果ガス排出国である中国の習近平国家主席が参加するかどうかが注目されている。世界第3位の排出国インドのナレンドラ・モディ首相の出欠も明らかになっていない。
 同じ週には、エリザベス女王の長男で王位後継者のチャールズ皇太子と孫のウィリアム王子も、公の場で気候変動問題について意見していた。
 長年にわたり環境保護活動を行ってきたチャールズ皇太子は、BBCが11日放送したインタビューで、各国首脳が「口先だけ」で行動を起こさないことを懸念していると言明。ウィリアム王子は14日に放送された別のインタビューで、宇宙旅行分野で過熱する競争を非難。「世界最高峰の頭脳と知性を持つ人々には、次の目的地と居住地を探すのではなく、この星を修復することに集中してもらう必要がある」と述べた。【翻訳編集AFPBBNews】

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