2021-10-16 07:13スポーツ

復活遂げた強打者=筒香、マイナー生活糧に―日本人大リーガー回顧2021

 復活劇の幕開けだった。パイレーツデビュー戦となった8月16日のドジャース戦。筒香嘉智外野手は九回に代打で登場し、守護神ジャンセンから左翼線に二塁打。20、21日のカージナルス戦で2戦連発。29日のカージナルス戦では抑えのレイエスから右翼場外へ逆転サヨナラ本塁打を放った。
 この時点で27打数9安打、5本塁打。安打9本のうち8本が長打という、今季前半の不調が信じられない大当たりだった。
 メジャー2年目の今季、レイズとドジャースで打率1割台、本塁打なしと低迷し、ドジャースでマイナーに降格。ところがこれが復活の序章となる。迷いから打撃を見失っていたが、マイナーで速球への対応を磨き、左方向へ強い打球が飛ぶようになった。
 マイナー43試合で10本塁打。「つらいと思ったことはなかった」。メジャー復帰へのチャンスと前向きにとらえ、練習に全力を傾けたのだった。
 選手層の厚いドジャースで戦力外となるも、パイレーツと契約し、43試合で打率2割6分8厘、8本塁打、25打点と活躍。今オフ、フリーエージェントとなるが、チェリントン・ゼネラルマネジャーに「来季も残ってほしい」と言わしめた。
 筒香は「環境の変化があったが、全ていい経験になり、今後の財産になるのではないかと感じている」。メジャーでも強打者であることを証明し、来季への展望を開いた。 
[時事通信社]

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